- 社会人で時間がないけど、独学で簿記2級に合格したい…。
- 効率的に勉強できるおすすめの学習ツールはある?
この記事はそんな方に向けたおすすめの学習ツールと勉強法を紹介します。
簿記・会計の知識ゼロから約2ヶ月で簿記3級に合格した
私(@shungobo)が、さらに知識を深め、簿記2級に独学で合格するまでの体験をお話ししていきます。
簿記3級に合格したときの体験は、以下の記事にまとめています。ぜひ読んでみて下さい。
私は簿記3級のときと同様に「Funda簿記」という簿記学習アプリを使って、簿記2級にも合格することができました。
今回の記事では、Funda簿記の特徴や、合格までの効率的な勉強法を紹介します!ぜひ最後まで読んでいただけるとうれしいです。
- Funda簿記とは
- Funda簿記の特徴
- Funda簿記を使うメリット
- 私の勉強スケジュール
- 合格までのQ&A
「Funda簿記」で簿記2級合格を目指せる!
Funda簿記を使えば、効率よく学習が可能。挫折しやすい独学でも、しっかりとサポートしてくれるツールです。
Funda簿記とは
Funda簿記は、大手町のランダムウォーカーさん(@OTE_WALK)が「挫折しない簿記学習」をコンセプトに開発した簿記学習アプリです。PCやスマホで手軽に学べ、通勤中や休憩時間に効率よく勉強できます。
Funda簿記の料金
コース | 料金(税込) | サポート期間 |
---|---|---|
簿記3級合格コース | 10,000円 ※チャットサポート付:+5000円 | 90日間 |
簿記2級合格コース | 45,000円 チャットサポート付:+12500円 | 180日間 |
簿記3級・2級セットコース | 50,000円 チャットサポート付:+15000円 | 270日間 |
セットコースは割引クーポンがあったり、コスパが良いのでおすすめです!
簿記2級の学習範囲は3級に比べて広く、難易度が上がるため合格率は下がります。
(参考)日商簿記3級・2級の合格率比較
試験形式 | 合格率 |
---|---|
統一試験 | 3級:約40~50% 2級:約15〜30% |
ネット試験 | 3級:約40~42% 最新(2023年4月〜6月)は42.3% 2級:約37〜40% 最新(2023年4月〜6月)は 39.5% |
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/candidate-data/data_class2
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/candidate-data/data_class2-3
今は高額なスクールに通わなくても、Youtubeや市販のテキストを使えばお金をかけずに学べますが、途中で挫折してしまう恐れがあります。
Funda簿記なら、5万円で一生使える知識を身につけることができます。
Funda簿記の特徴
特徴は以下の3つになります。
- 学習状況がひと目でわかる
- スライド8000枚以上のフルカラー教材
- 収録問題数は1,000問以上
学習状況がひと目でわかる
毎日の学習状況が可視化されるため、モチベーションを維持できます。
スライド8000枚以上のフルカラー教材
図解豊富で視覚的に理解しやすく、カテゴリ別に学習を進められます。
スライドはカテゴリーごとに分けられているため、苦手なところは何度も繰り返し学習していきましょう。
身近な企業も事例に出てくるので、楽しく勉強を進めていくことができます。
収録問題数は1,000問以上
試験に即した問題が豊富で、別途問題集を買う必要がありません。
教材は公認会計士や簿記学校の講師、試験に精通した精鋭メンバーが各コースの教材や練習問題を作成しているそうです。作成メンバーが毎月受験して傾向を分析し、教材を常にアップデートしています。
Funda簿記で学ぶメリット
メリットは以下の3つになります。
- アプリ1つで完結
- 知識が定着しやすい構成
- 充実したサポート
アプリ1つで完結
スマホでどこでも学習可能です。参考書が不要で、忙しい人でもスキマ時間を活用できます。
スマホにアプリを入れておけば、通勤・通学や外出先で気軽に学習ができます。
知識が定着しやすい構成
スライド学習→確認問題→練習問題の流れで、インプットとアウトプットをバランスよく進められます。
サポートが充実している
Funda簿記では、3つのサポートが受けられます。
- 「X」内での学習コミュニティ
- 学習相談会(オンライン)
- チャットサポート(※有料)
学習が行き詰まったとき、相談できる環境があります。
私はたまに学習コミュニティを覗いて、学習状況を報告したりしていました。
メンターの方からはアドバイスをもらえたりします
モチベーションを保つためにぜひ利用してみて下さい。
Funda簿記を使った私の勉強法
ここからは、私が実際に行った勉強法について書いていきます。
まずは自分が何ヶ月で合格したいかを考えて、勉強スケジュールを大まかに決めます。
私は3ヶ月で合格を目標にしましたが、5ヶ月での合格に切り替えました。
6ヶ月のサポート期間があるので、焦らず自分のペースで確実に勉強を進めましょう。
勉強スケジュール
私が5ヶ月で合格したスケジュールは以下の通りです。参考にしてみて下さい。
- 1ヶ月目:工業簿記のスライド学習&練習問題演習
- 2ヶ月目:商業簿記のスライド学習&練習問題演習
- 3ヶ月目:連結会計のスライド学習&練習問題演習
- 4ヶ月目:大問別に練習問題演習&スライド復習
- 5ヶ月目:模擬テストで総仕上げ&知識の確認
1ヶ月目:工業簿記のスライド学習と練習問題演習
工業簿記は簿記2級から新たに学ぶ分野なので、慣れるまで時間がかかります。基礎からじっくり取り組んでいきましょう。
工業簿記は原価計算がメインとなっており、情報を整理し自分で正しく図を書けるかどうかが重要です。
本番では得点源にしやすい科目です。素早く問題が解けるまで何度も手を動かし、理解を深めて下さい。
2ヶ月目:商業簿記のスライド学習と練習問題演習
商業簿記は3級で学んでいたので、工業簿記よりはスムーズに学習を進めやすかったです。
ただし2級から新たな勘定科目が増え仕訳も複雑になり、細かい計算が必要な場面も多くなります。
第2問(連結会計)、第3問(決算)を解く基礎になるので、繰り返し問題を解き知識を定着していきましょう。
3ヶ月目:連結会計のスライド学習と練習問題演習
連結会計は、簿記2級の山場になります。
Funda簿記では連結会計の初歩から丁寧に解説してくれているので、身構えずに学習を進めていきましょう。
私も始めは手も足も出ない状態でしたが、慣れてくると徐々に点数が取れるようになってきます。
これで簿記2級の試験範囲を全て学習し終えたことになります。
4ヶ月目:大問別に練習問題演習&スライド復習
試験範囲の学習が終わったら、ひたすら練習問題を解く→スライド復習を繰り返し行いましょう。
問題を解いてみると、かなり知識が抜けていることに気づくはずです。
Funa簿記には、通常の大問ごとの試験対策スライドも用意されているため、有効活用して下さい。
5ヶ月目:模擬テストで総仕上げ&知識の確認
模擬テストは本番と同じ形式で問題が出題されます。試験時間は90分なので、時間配分など把握するために余裕があれば受けておきましょう。
ここまで問題演習を繰り返すと、自分の弱点がわかってきます。
苦手な分野は練習問題を何度も解き、学習スライドに戻って復習しておきましょう。
問題の構成と配点は以下の通りです。
- 第1問:商業簿記の仕訳問題(20点)
- 第2問:連結会計or株主資本等変動計算書(20点)
- 第3問:決算[貸借対照表or損益計算書](20点)
- 第4問(1):工業簿記の仕訳問題(12点)
- 第4問(2):個別原価計算or総合原価計算(16点)
- 第5問:標準原価計算or直接原価計算orCVP分析(12点)
私は、工業簿記[第4問(1)→第4問(2)→第5問]、商業簿記(第1問→第3問→第2問)の順に解いていました。
合格までの対策・Q&A
- 1日の勉強時間はどれくらい?
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普段は1時間、休日は3〜4時間くらい
- 仕訳問題の対策は?
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スキマ時間に繰り返し問題を解き知識を定着させる
予定があったり疲れている日でも、毎日必ずアプリを開いて学習するようにしました。
商業簿記は特に範囲が広いです。練習問題はランダムではなくカテゴリー別で必ず解くようにしてください。
仕訳問題の正解・不正解が合格を左右する可能性もあります。
ごぼう私は仕訳問題で点数を取りこぼし、不合格になったことも…。スキマ時間を上手く使って対策しておくことをおすすめします!
- 仕訳問題以外の対策は?
-
問題演習と復習を繰り返すのみ!
Funda簿記の練習問題は本番とかなり近い問題が出題されるので、それだけで十分に対策することができます。
第2問(連結会計)、第3問(決算)は問題ボリュームが大きいので、部分点だけでも確保することが重要です。
3回目の受験時のみ、第2問では株主資本等変動計算書が出題されました。連結会計に比べると時間がかからず問題も解きやすいと思うので、満点を取るチャンスです。問題形式に慣れるために数回は解いておきましょう。
第4問-2と第5問では、個別原価計算、標準原価計算、総合原価計算、直接原価計算、CVP分析の中から出題されます。
図を書いて解く問題が多いのが特徴です。練習問題をスラスラと手が動くようになるまで解きましょう。慣れてくれば本番でも大きな得点源になります。
- 模擬テストは何回受けた?
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9回
他の人と比較して多い方かもしれません。模擬試験を解くことで弱点が把握できるので、数回解いたらあとは個別に対策をしていきましょう。
知識不足で手が止まったら時間は足りなくなりますが、対策が進むと問題が解けずに終わることはほとんどなかったです。
第2問・第3問を解くのに最低45分は確保したいので、特に工業簿記は普段から短時間で解けるように練習しましょう。
- 本番の試験で注意することは?
-
見慣れない問題が出ても焦らないこと
3回受験しましたが、Funda簿記と似たような問題が本番でも8割以上は出題されていました。70点取れば合格なので、できる問題は確実に点数を確保しましょう。
情報量が多い第2問・第3問は、試験会場のPCでは表が収まりきらず分かれて表示されていたり、文字や数字も少し見にくい場合がありました。記入箇所を間違えないように注意して下さい。
- 何点で合格できた?
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78点
模擬テストでも安定して80点前後取れていれば、合格可能性は高いと思います。1つの目安にして下さい。
ごぼう合格報告したら、Funda簿記でおなじみの新卒くんからもお祝いメッセージが届きました!
- 有料のチャットサポートは必要?
-
不要
Funda簿記の教材は、スライドや解説を読むだけでほとんど疑問点は解消できるように作られています。
私は使っていないのでどこまでのサポートが受けられるかわかりませんが、ほとんどの人はなくてもいいと感じました(もしチャットサポートを使っている方がいたら、内容など教えていただけると幸いです)。
無料でも活用できるコンテンツとして以下の2つがあります。
- 学習相談会(オンライン)
- Funda簿記公式ブログ
学習相談会は、Funda簿記ユーザーならアプリから無料で参加でき、後日アーカイブも見れます。実際に手を動かして問題を解いたり、つまずきやすいポイントを丁寧に解説しているので、動画での解説を聞きたい人におすすめです。
Funda簿記公式ブログでは、簿記の基礎やつまずきやすいポイント、試験対策などの記事が豊富にあります。ひと通り学んだあとの復習に使うのもいいでしょう。
合格へ向けてぜひ有効に活用して下さい。
まとめ Funda簿記で簿記2級合格を目指そう!
今回の記事では、Funda簿記の特徴や、簿記2級合格までの効率的な勉強法について紹介しました。
- Funda簿記1つで完結、他の教材は必要なし
- 合格までのスケジュールを決めて勉強を進める
- 平日はスライド学習と仕訳問題を解き、休日に問題演習を繰り返すのがおすすめ
- 仕訳問題は知識の抜けがないように、必ずカテゴリー別に解いて対策をする
- 工業簿記は得点源にできるので、スピードも重視して問題を解く
- ボリュームが大きい第2問(連結会計)、第3問(決算)を解ける時間をなるべく確保し、部分点だけでも取れるようにする
- 有料のチャットサポートは必要なし、無料の学習相談会や公式ブログも活用しよう
私は本番で2回不合格になってしまいましたが、挫折することなく3回目で簿記2級に合格することができました。
あきらめずにFunda簿記を信頼して勉強を続ければ合格できます!
改めて感じたのは、Funda簿記が本当に優れた学習コンテンツであること。わかりやすい学習スライド、本番に近い練習問題をランダムで何度も受けられるのは、他にはない大きな特徴です。
簿記の知識は企業分析を行う際もかなり役立つので、就活や転職も有利に進めることができるでしょう。
簿記2級の合格は決して簡単ではないですが、Funda簿記を上手く活用することで、効率よく合格を目指せます。
この記事が少しでも皆さんの学習の助けになれば幸いです。気になる方は、ぜひFunda簿記をチェックしてみて下さい。
忙しい社会人の方はもちろん、学生にも自信を持っておすすめできます!簿記学習はFunda簿記を使えば間違いなし!
最後までお読みいただきありがとうございました。
学んだ簿記の知識を実践!大手町のランダムウォーカさんが書いた書籍もおすすめです
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