【Funda簿記がおすすめ】挫折せずに簿記3級に一発合格するための勉強法

そんな方に向けての記事になります。

数字を扱うのが大の苦手なごぼう（@shungobo）です。

私は、数年前から資産形成を目的に株式投資(全世界株へのインデックス投資)を始め、それをきっかけにお金の知識を身につけるため本や動画などで勉強を続けています。

その中で興味を持ったのが、簿記3級の資格でした。

母親が勉強していたときのテキストを以前見たことがあったのですが、ごちゃごちゃと並ぶ文字や数字…。

学生のときから数字の扱いが苦手なこともあり、当時は全く興味を持てませんでした。

しかし、お金に関して勉強を進めていくうちに数字に強くなり、簿記の知識を身につけることは必須だということを知り、簿記3級の受験を決意しました。

そして昨年の12月から勉強を始め、簿記3級の試験を受験し約2ヶ月で合格することができました。

今回の記事では、実際に行った合格までの勉強法について紹介します。働きながら簿記3級の合格を目指す人にとっても参考になると思います。

Funda簿記とは

Funda簿記は、挫折しない簿記学習というコンセプトで大手町のランダムウォーカーさん(@OTE_WALK)が提供している簿記学習アプリであり、PC、タブレットやスマホの画面を見ながら学習を進めることができます。

Funda簿記を知ったのは、普段聞いている音声配信のアプリvoicyがきっかけです。パーソナリティーでもある大手町のランダムウォーカーさんが書いた「世界一楽しい決算書の読み方」という本を以前読み、内容がとてもわかりやすく素人でも楽しく読み進めることができました。

大手町のランダムウォーカーさんのvoicyチャンネルはこちら

簿記3級の勉強法としては、

などがあります。

独学でなるべくお金をかけずに合格できればいいですが、前提知識がない初学者の場合、簿記は慣れるまで少し時間がかかります。

勉強を始めたはいいものの、入口でつまずいて結局挫折してしまっては本末転倒ですよね。

Funda簿記は高校の金融教育にも使用されており、導入した高校における3ヶ月以内のクラス合格率は83%！

と考え、簿記3級合格コース(受講料：10000円)を受講しました。

大手資格予備校の相場を調べると、大体20000円前後のところが多い。

ちなみに通信講座の最安値を調べると、スタディング(よくCMやインターネット広告に出てくるやーつです）で3850円(破格!)。

Funda簿記は大手とスタディングの中間くらいの受講料ですね。

それでは私がなぜFunda簿記を選んだのか、理由をお話ししていきます。

Funda簿記で学ぶメリット

個人的に感じたメリットは4つあります。

すき間時間を有効に活用できる

スマホアプリに入れておけば、通勤・通学や外出先での待ち時間に学習が可能です。

私は通勤や病院での待ち時間などを使い、短時間で集中して学ぶことができました。

参考書を持ち運ばなくても、スマホアプリを立ち上げてサクッと勉強できるので、忙しい社会人の人でも無理なく自分のペースで学習を進めていくことができます。

学習教材がわかりやすい

基本的にスライド使って学習していきますが、フルカラーで図解を多く用いており、非常に見やすくまとまっています。

身近な企業も事例に出てくるので、楽しく勉強を進めていくことができます。

収録問題数が1000問以上と豊富

各章末の確認テスト、大問ごとの練習問題や本試験同様の模擬テストまで、収録問題数が1000問以上と豊富です。

教材は公認会計士や簿記学校の講師を中心に、試験に精通した精鋭メンバーが各コースの教材や練習問題を作成しているそうです。また、作成メンバーは毎月試験を実際に受験しており、傾向を分析して教材を常にアップデートされています。

別に問題集を用意する必要がなく、アプリ1つで学習を完結することができます。

ネット試験対策がしやすい

簿記検定は従来の紙を用いた「統一試験」のほか、ネット試験が導入されたため、試験日を自分で選んで受験が可能となっています。

詳しくは商工会議所のホームページを参考にして下さい。

ネット試験は試験会場のパソコンを用いて解答を行うため、試験当日までにパソコン操作に慣れておく必要があります。

Funda簿記ではネット試験を想定した練習問題や模擬試験が収録されているため、日々の学習がそのままネット試験対策になります。

本番により近い環境で行う場合は、パソコンでFunda簿記を開き、

を準備した上で実施して下さい。

Funda簿記を使った勉強法

ここからは、私が実際に行った勉強法について書いていきます。

学習スライドをすき間時間を使い順番に進めていく

学習スライドは0〜14章にわかれているので、まずは順番にスライドを進めていきます。各章の最後に確認テストがあるので、必ず取り組みましょう。

確認テストで間違えた箇所があれば、各章の中で分けられている項目のスライドに戻って復習します。

休日は練習問題をひたすら取り組む

スライド学習だけでは目で見てインプットするだけになってしまうので、休日は実際に手を動かして練習問題を解いていきます。

練習問題は実際の試験と同様、3つの大問に分かれています。

各章のカテゴリー別に問題作成ができるので、学習が終わった章の問題を繰り返し解いて下さい。

まずは簿記3級の基本である第1問の仕訳問題をひたすら解く！

仕訳ができないと、第2問・第3問の点数が上がりません。

言い換えると、仕訳ができれば合格に近づけるということです。

受験日の1〜2週間前から模擬テストを受ける

学習スライドと練習問題に繰り返し取り組めば、ある程度問題を解くことができるようになっているはずです。

ここまで来たら、本番の試験形式に近い模擬テストを受けていきましょう。ここで合格点を取れていれば、本番の試験にも合格する可能性が高いので、自信を持って臨んで下さい。

試験時間は60分なので、できる問題からどんどん解いていきましょう。

配点の高い第1問→第3問→第2問の順番で解いていくのがおすすめです。

Q&A

1日の勉強時間はどれくらい?

普段は1時間、休日は3〜4時間くらい

年末年始を挟んで何日か休んでしまった日もあったのですが、基本的には毎日触れるように心がけていました。やる気が出ない日でもスマホを持てばアプリが目に入るので、自然と学習習慣がついていました。

学習していて難しく感じたところは?

学習スライド番号でいうと、5. 帳簿伝票、6. 現金預金(特に現金過不足)、8. 貸倒関連、10. 固定資産関連、12. 経過勘定科目でしょうか。

この辺りは苦手にする人が多そうですし、私も理解するのに時間がかかりました。これらは第2問、第3問で点数を取るためにも重要なポイントです。

模擬テストは受けたのは何回?

試験日の1週間前から3回受けて、1回目は不合格、2回目、3回目は合格点をとることができました。

学習スライドがひと通り学習し終わったら、大問別の練習問題を多めに解くことを重視していたので、模擬テストは最後の確認として使った感じです。

配点の高い第1問と第3問で8割〜9割ほど点数がとれていれば、本番でも合格する確率が高いと思います。

第2問は点数が試験直前に集中的に勉強して、本番でなるべく点数をとれるように対策しました。

実際にネット試験を受けてどうだった?

試験会場初めて行く場所だったのですが、ビルの入口がわからず少し焦りました(笑)

私と同じ体験をしないように、試験当日は時間に余裕を持って行動することをおすすめします。

試験室へ入る前にボールペン1本とA4サイズの白紙2枚が配布されます。身分証明書と電卓は忘れずに持参して下さい。

Funda簿記で実際の試験とほぼ同様の環境で対策ができていたので、本番は焦ることなく問題を解いていくことができました。

模擬テストを受けていたときは、第2問で時間が足りず最後まで解けないこともありましたが、本番は第1問、第3問を解き終わった時点で25分くらいは余っていたので、第2問も時間に余裕を持って進めることができました。

第1問と第3問の対策を優先して進めていくことが重要だと改めて感じました。

どんな問題が出た?何点で合格できた?

私が受験したときの出題内容は、

• 第1問：試験範囲からひと通り(現金過不足、固定資産、貸倒関連、経過勘定は高い確率で出題されると思った方がいいかと。つまずきやすいポイントからは出題されやすいです。)

• 第2問：経過勘定(法人税等)・商品有高帳(先入先出法）

• 第3問：決算整理後残高試算表

体感では、Funda簿記の練習問題と似たような問題が8〜9割出題されていたので、練習問題を反復して取り組めば合格できるでしょう。

ちなみに点数を公開すると、

• 第1問：39/45点

• 第2問：20/20点

• 第3問：19/35点

合計：78/100点(70点以上で合格)

直前に集中して勉強したおかげか、第2問で満点をとれたのはよかったのですが、第1問で点数を落としてしまったのと、できていると思っていた第3問で5割以下だったのはショックでした…。

周りを見ると1ヶ月足らずの学習期間で満点をとったという猛者もいたりしますが、気にしないでいきましょう。

合格さえすればとりあえずOK。あとは実生活でどれだけ活かしていけるかが大事です(強がり)。

まとめ　Funda簿記で楽しく簿記勉強をスタート!

今回は、簿記3級に知識ゼロから一発合格するために、Funda簿記を使って私が実践した勉強法について紹介しました。

簿記は入口が少し難しいですが、勉強することで家計管理や日々の経済ニュースが理解できるようになったので、例え経理や会計部門などで働いていなくても間違いなく役立つ資格であると感じました。

Funda簿記は、初学者でも楽しく簿記を学べる本当に優れたアプリです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

簿記を学んでから読むと頭にスラスラ入ってくるので、こちらの本の理解度がアップしますよ↓↓