- 簿記3級に興味があるけど、難しそう…
- 簿記・会計知識ゼロでも大丈夫?
- なるべく時間をかけずに合格できる方法はない?
簿記3級に興味があるけれど、なかなか踏み出せない…と感じている方に向けて、私の経験を基にした勉強法を紹介します。
数字が苦手なごぼう(@shungobo)です。
数年前から資産形成を目的に株式投資(全世界株へのインデックス投資)を始めたことで、お金の知識を深めようと勉強を続けています。
その過程で簿記3級の資格に興味を持ち、昨年12月から勉強を始め、約2ヶ月で合格することができました。
この記事では、私が実践した合格までの勉強法や、学習ツールとして利用した「Funda簿記」の魅力をお伝えします。働きながら簿記3級を目指している方にも役立つ内容です。
- Funda簿記とは
- Funda簿記を使った学ぶメリット
- Funda簿記を使った勉強法
「Funda簿記」という学習アプリを利用すれば、簿記や会計知識ゼロでも合格できます。
Funda簿記とは
Funda簿記は、「挫折しない簿記学習」をコンセプトにしたアプリです。大手町のランダムウォーカーさん(@OTE_WALK)が提供しており、PCやスマホで学習を進めることができます。
私は、彼の書いた『世界一楽しい決算書の読み方』を読み、内容がわかりやすかったことがきっかけでFunda簿記を知りました。
大手町のランダムウォーカーさんはvoicyで音声配信も行っています。チャンネルはこちら
簿記3級の勉強法としては、
- Youtubeなどの動画
- 市販の参考書
- スクールに通う
独学で費用を抑えたい方も多いですが、初学者にとって簿記は少し敷居が高いです。
Funda簿記は、金融教育に採用されており、高校での導入クラスでは3ヶ月以内に83%の合格率を達成しています。
これなら自分でも3ヶ月あれば合格できるはず!
と考え、簿記3級合格コース(受講料:10000円)を受講しました。
大手資格予備校の相場を調べると、大体20000円前後のところが多い。
ちなみに通信講座の最安値を調べると、スタディング(よくCMやインターネット広告に出てくるやーつです)で3850円。
Funda簿記はの大手予備校よりもリーズナブルで、中間の価格設定です。
それでは私がなぜFunda簿記を選んだのか、理由をお話ししていきます
Funda簿記で学ぶメリット
メリットは以下の4つです。
- スキマ時間を有効活用できる
- 学習教材がわかりやすい
- 問題数が豊富
- ネット試験対策がしやすい
スキマ時間を有効活用できる
スマホアプリを使えば、通勤・通学や外出先での待ち時間に学習が可能です。
私は通勤や病院での待ち時間を利用し、短時間で集中して勉強を進めました。
参考書を持ち運ばなくても、スマホアプリを立ち上げてサクッと勉強できるので、忙しい社会人の方でも無理なく自分のペースで学習を進めていくことができます。
学習教材がわかりやすい
学習はフルカラーのスライドを使用し、図解も豊富で非常に見やすいです。身近な企業の事例を使った内容もあり、楽しみながら学べます。
問題数が豊富
収録されている問題数は1,000問以上と豊富です。
教材は公認会計士や簿記学校の講師を中心に、試験に精通した精鋭メンバーが各コースの教材や練習問題を作成しているそうです。また、作成メンバーは毎月試験を実際に受験しており、傾向を分析して教材を常にアップデートされています。
各章末の確認テストや模擬テストが充実しており、アプリ1つで学習が完結します。
ネット試験対策がしやすい
簿記検定は従来の紙を用いた「統一試験」のほか、ネット試験が導入されたため、試験日を自分で選んで受験が可能となっています。
詳しくは商工会議所のホームページを参考にして下さい。
Funda簿記ではネット試験を想定した練習問題が収録されています。普段はスマホやパソコンで学習を進めるため、試験当日も安心して試験に望むことができます。
本番により近い環境で行う場合は、パソコンでFunda簿記を開き、
- 電卓(関数計算機能が付いていないもの)
- ボールペン
- 下書き用紙(A4サイズの白紙2枚)
を準備した上で実施して下さい。
Funda簿記を使った勉強法
ここからは、私が実際に行った勉強法について書いていきます。
- 学習スライドを空いた時間で順番に進める
- 休日は練習問題をひたすら取り組む
- 受験日の1〜2週間前から模擬テストを受ける
学習スライドを空いた時間で順番に進めていく
スライドは0〜14章に分かれており、順番に進めていきます。各章の最後には確認テストがあるので、必ず解き、間違えた部分は復習しましょう。
確認テストで間違えた箇所があれば、各章の中で分けられている項目のスライドに戻って復習します。
休日は練習問題をひたすら取り組む
練習問題は実際の試験と同様、3つの大問に分かれています。
- 第1問:仕訳問題(45点)
- 第2問:[1]補助簿や勘定記入の問題 [2]語句穴埋め形式(20点)
- 第3問:決算整理後の試算表・精算表作成(35点)
スライド学習だけでは足りないので、休日には実際に手を動かして練習問題を解きました。特に、第1問の仕訳問題を中心に解くことが重要です。
仕訳ができないと、第2問・第3問の点数が上がりません。
言い換えると、仕訳ができれば合格に近づけるということです。
受験日の1〜2週間前から模擬テストを受ける
学習スライドと練習問題に取り組んだら、本番の試験形式に近い模擬テストを受けてみましょう。合格点が取れれば、本番にも自信を持って臨むことができます。
学習スライドと練習問題に繰り返し取り組めば、ある程度問題を解くことができるようになっているはずです。
ここで合格点を取れていれば、本番の試験にも合格する可能性が高いので、自信を持って臨んで下さい。
試験時間は60分なので、できる問題からどんどん解いていきましょう。
配点の高い第1問→第3問→第2問の順番で解いていくのがおすすめです。
Q&A
- 1日の勉強時間はどれくらい?
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普段は1時間、休日は3〜4時間くらい
年末年始を挟んで何日か休んでしまった日もあったのですが、基本的には毎日触れるように心がけていました。やる気が出ない日でもスマホを開けばアプリが目に入り、自然と学習習慣がつきました。
- 学習していて難しく感じたところは?
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学習スライド番号でいうと、5. 帳簿伝票、6. 現金預金(特に現金過不足)、8. 貸倒関連、10. 固定資産関連、12. 経過勘定科目でしょうか。
この辺りは苦手にする人が多そうですし、私も理解するのに時間がかかりました。第2問、第3問で点数を取るためにも重要なポイントです。
- 模擬テストは何回受けた?
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試験日の1週間前から3回受けました。
1回目は不合格、2回目、3回目は合格点をとることができました。
学習スライドがひと通り学習し終わったら、大問別の練習問題を多めに解くことを重視していたので、模擬テストは最後の確認として使った感じです。
配点の高い第1問と第3問で8割〜9割ほど点数がとれていれば、本番でも合格する確率が高いと思います。
第2問は点数が試験直前に集中的に勉強して、本番でなるべく点数をとれるように対策しました。
- 実際にネット試験を受けてどうだった?
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試験会場初めて行く場所だったのですが、ビルの入口がわからず少し焦りました(笑)
私と同じ体験をしないように、試験当日は時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
試験室へ入る前にボールペン1本とA4サイズの白紙2枚が配布されます。身分証明書と電卓は忘れずに持参して下さい。
Funda簿記で実際の試験とほぼ同様の環境で対策ができていたので、本番は焦ることなく問題を解いていくことができました。
模擬テストを受けていたときは、第2問で時間が足りず最後まで解けないこともありましたが、本番は第1問、第3問を解き終わった時点で25分くらいは余っていたので、第2問も時間に余裕を持って進めることができました。
第1問と第3問の対策を優先して進めていくことが重要だと改めて感じました。
- どんな問題が出た?何点で合格できた?
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私が受験したときの出題内容は、
- 第1問:試験範囲からひと通り
→つまずきやすい現金過不足、固定資産、貸倒関連、経過勘定は出題される可能性が高いと思います
- 第2問:経過勘定(法人税等)・商品有高帳(先入先出法)
- 第3問:決算整理後残高試算表
体感では、Funda簿記の練習問題と似たような問題が8〜9割出題されていました。練習問題を反復して取り組めば合格できるはずです。
ちなみに点数を公開すると、
- 第1問:39/45点
- 第2問:20/20点
- 第3問:19/35点
合計:78/100点(70点以上で合格)
直前に集中して勉強したおかげか、第2問で満点をとれたのはよかったのですが…。
第1問で点数を落としてしまったのと、できていると思っていた第3問で5割以下だったのはショックでした…。
周りを見ると1ヶ月足らずの学習期間で満点をとったという猛者もいたりしますが、気にしないでいきましょう。
合格さえすればとりあえずOK。あとは実生活でどれだけ活かしていけるかが大事です。
- 第1問:試験範囲からひと通り
まとめ Funda簿記で楽しく簿記勉強をスタート!
今回は、簿記3級に知識ゼロから一発合格するために、Funda簿記を使って私が実践した勉強法について紹介しました。
- スキマ時間にスマホだけで手軽に学べる
- わかりやすい学習教材
- 豊富な練習問題や模擬テスト、問題集は必要なし
- ネット試験対策もバッチリ
簿記は初学者には少し難しいですが、勉強することで家計管理や日々の経済ニュースの理解が深まります。例え経理や会計部門などで働いていなくても間違いなく役立つ資格であると感じました。
Funda簿記は、初学者でも楽しく簿記を学べる本当に優れたアプリです。
簿記の勉強を始めようか迷っている方は、ぜひFunda簿記を検討してみて下さい!
最後までお読みいただきありがとうございました。
簿記を学んでから読むと、理解が深まる一冊もご紹介します↓↓
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