- 寒い冬を快適に過ごすために、最適なインナーを選びたい
- いろいろなブランドから防寒インナーが出ているけど、どの商品を選べばいいんだろう?
こんな悩みを抱えている方への記事です。
冬の防寒対策、あなたはどうしていますか?
アウターは万全だけど、「インナーがどうも寒い」と感じたことはありませんか?
防寒アウターにこだわる人は多いですが、実はインナー選びが防寒対策には重要なんです。
そんな方におすすめしたいのが、ワークマンの「メリノウールインナー」。天然素材メリノウールを使用し、抜群の保温性と快適さを実現したこのインナーは、なんと1,990円という驚きの価格で手に入ります。
この記事では、北海道で30年以上暮らし、冬の寒さには人一倍厳しい筆者(@shungobo)が、ワークマンの「メリノウールインナー」を実際に試して感じたメリット・デメリットを正直にレビュー。あなたの冬をもっと快適にするヒントをお届けします。
- メリノウールの特徴
- ワークマンメリノウールインナーの値段
- サイズ感・着用してみた感想
- 実際に使ってわかったメリット
- 気になるデメリット
- ワークマンメリノウールインナーの評判
ワークマンのメリノウールインナーは暖かくて高機能、コスパ抜群で日常使いにおすすめ!
商品情報
商品名 | メリノウール長袖丸首シャツ |
価格 | 1900円(税込) |
カラー展開 | クロ、ネイビー、杢グレー、ブラウン(全4色) |
サイズ | M、L、LL |
商品名 | メリノウール ロングタイツ |
価格 | 1900円(税込) |
カラー展開 | クロ、ネイビー、杢グレー、ブラウン(全4色) |
サイズ | M、L、LL |
メリノウールってどんな素材?
メリノウールは繊維の細さによってランク付けされており、一般的に糸が細ければ細いほど高級で柔らかく、希少性が高いといわれています。
今回購入した「メリノウール長袖丸首シャツ」と「メリノウール ロングタイツ」はメリノウールの中でも最高級のスーパーエクストラファインメリノを100%使用しています。
メリノウールの特徴
- 優れた吸放湿性
- 保温性が高い
- 抗菌防臭効果が高い
- 肌触りがいい
優れた吸放湿性
糸の表面に出ているスケール(鱗状の構造)部分は水を弾きやすい性能を持っています。
人間の髪の毛であるキューティクルをイメージするとわかりやすい!
また、ウール自体は水を含みやすい性質があります。汗をかいてきたときに湿気をすばやく吸収して発散するため、べたつきを抑えることができます。
ウールは汗冷えしにくいと言われる理由は、繊維が汗を吸収して気化熱を緩やかに発生させるため、熱を奪われにくいからです。
それだけなく、周りが乾燥していたときはウールの中にある水分を放出することで、肌面を快適に保ってくれます。
これらの機能は、天然のエアコンと表現されたりもします。
保温性が高い
ウールの繊維は大気中の湿気を吸収して熱を発生させますが、ウールは縮れているので、空気を閉じ込めやすくなっています。
中でもメリノウールの繊維は、他のウールより縮れ(クリンプ)が細かく、絡み合いやすいためより保温効果を高めることができます。
繊維表面のスケール(鱗状の構造)も熱を逃がさないように働きます。
抗菌防臭効果
天然素材であるウールには抗菌作用が高く、汗を分解するときに悪臭を発生させるバクテリアを無害にしてくれる成分があります。
通常のウールよりも繊維が細かいメリノウールは、繊維内に吸収した水分や皮脂などの臭い成分を閉じ込めるため、優れた防臭効果が期待できます。
肌触りがいい
一般的なウール商品は、肌に触れるとチクチクするイメージがありますよね。
筆者は敏感肌なので、以前ウールのニット帽やマフラーをしたときは、常にチクチクして肌がかゆくなりました。
ワークマンのメリノウールインナーは、超極細繊維であるスーパーエクストラファインメリノを使用し、天竺編みで作られているため着心地が抜群です。
敏感肌の筆者でも違和感なく着用できています(※個人差はあります)。
登山者の多くがインナーにメリノウールを着用している理由がわかります!
ワークマン メリノウールインナーのコスパは圧倒的
高機能で優れた素材であるメリノウールですが、今回購入したワークマンの「メリノウール長袖丸首シャツ」と「メリノウール ロングタイツ」はともに1,900円(税込)で販売されています。
こんなに安くて品質や機能は大丈夫なんだろうか?
日本のアウトドアメーカー「モンベル」のメリノウールインナーは、最も安価な薄手タイプで長袖が7,590円(税込)、ロングタイツが7,040円(税込)で販売されていました。
海外のアウトドアメーカーになると10,000円以上する商品もあります。
比較すると、ワークマンのコストパフォーマンスが圧倒的すぎますね…。
サイズ感・着用してみた感想
筆者のスペック
身長:178㎝
体重:62㎏
メリノウール長袖丸首シャツ
サイズ選びの目安
サイズ | M | L | LL |
身長(cm) | 165~175 | 175~185 | 175~185 |
胸囲(cm) | 88~96 | 96~104 | 104~112 |
カラー:ブラック
サイズ:Lサイズを着用
袖丈・肩幅・身幅ともにぴったり。ラグランスリーブでストレッチ性があるので窮屈感はありません。
同じくらいの身長で細身体型の人はLサイズで問題ないかと思いますが、ガッチリした体型の人はワンサイズUPさせてLLサイズの方がいいかもしれません。
襟元はオーソドックスな丸首のデザイン。生地は肌が透けるほど薄くはないですが、分厚くもないといったところ。
袖口はリブになっています。腕まくりしてもずり落ちてこないので便利ですね。
メリノウール ロングタイツ
サイズ選びの目安
サイズ | M | L | LL |
ウエスト(cm) | 76~84 | 84~94 | 94~104 |
総丈(cm) | 97 | 99 | 101 |
カラー:ブラック
サイズ:Mサイズを着用
股下の長さが足りるか不安でしたが、くるぶしの少し上くらいでした。標準体型の人は、ウエストに合わせてMかLサイズどちらかを選べば問題なさそうです。
ロングタイツの方もストレッチ性があるため、窮屈な感じもなく着用できています。
ウエストゴム部分はポリエステル70%・ナイロン20%・ポリウレタン10%の配合で耐久性を高めています。フロント部分は前開き仕様です。
背面はウエストの下から太ももの内側にかけて斜めに縫うことで動きやすくしています。
裾部分はリブになっており、二重に編まれているので伸びにくくなっています。
実際に使ってわかったメリット
- 値段が安い
- 着用時期が長い
- 汎用性が高い
- シンプルでベーシックなデザイン
値段が安い
いちばんはやはり価格でしょう。高品質のスーパーエクストラファインメリノを使用したインナーが2,000円以下で買えるのは、今のところワークマンしか見たことがありません。
生地の厚さが同程度のユニクロや無印良品は、あったかインナーが990円~2,000円の価格で販売されています。
ワークマンは価格差が少ないにもかかわらず高機能です。「どうしても肌に合わない」という場合は仕方ないですが、買って損はない商品です。
着用時期が長い
ワークマンのメリノウールインナーは生地の厚さが150g/m2となっており、オールシーズン対応の厚さです。
生地の厚さについてはメリノウール専業ブランドであるicebreakerのサイトが参考になります。
メリノウールインナーは冬によく着るというイメージが強いですが、吸放湿性や防臭性が高いので、防寒対策だけでなく暑くて汗をかきやすい夏にも適している素材と言えます。
また、エアコンが効いている部屋でも汗冷えを防ぐことができます。他のあったかインナーと違いほぼ1年中使用できるのは便利です。
汎用性が高い
登山やアウトドアで使われることが多いメリノウールインナーですが、高機能素材のため様々な用途で着用することができます。
生地の特性を活かすため、筆者は普段使いだけでなくランニングでも着用しています。汗をかいても快適な体温を保てるので、不快感なくランニングに取り組むことができます。
部屋着やパジャマにもおすすめ。寒い時期にはメリノウールインナーを着用することで暖房費も節約することができますよ。
1シーズン前のものをパジャマとして使っています。寝るときも快適です!
シンプルでベーシックなデザイン
一般的なTシャツやタイツと同様、シンプルでベーシックなデザイン。生地には程よい厚さがあります。
1枚で着ると若干の下着感は出てしまいますが、重ね着してチラ見えするくらいなら許容範囲です。ロゴもないので普段着とも合わせやすくなっています。
気になるデメリット
日常で使っていて不自由を感じたことはほとんどないですが、あげるとすれば以下の3つです。
- 耐久性は微妙?
- 前後がわかりにくい
- ほしいときに売り切れている
耐久性は微妙?
私は3着買って着回していますが、1シーズン着用と洗濯を繰り返すと生地が伸びてくるので、耐久性は落ちます。
昨年度に使用していたタイツを今年も数回着用したら、太もも〜膝部分が裂けてしまいました。
特にタイツは足を通す際に破けやすいので気をつけてください。
毎日着用するので、時間の経過とともに生地が劣化するのは仕方ないと割り切って使用しています。
洗濯方法は注意する必要がありますが、ワークマンのメリノウールインナーは洗濯機の使用が可能となっています。
私は毎回の洗濯時ネットに入れて洗濯しています。
天然素材だからこそ洗濯に少しの手間を加えることで、より長く使用できるように工夫しましょう。
1シーズン使ったらパジャマにして新しく買い替えるサイクルがおすすめ!
前後がわかりにくい
首元のタグや胸元のロゴなどの目印になるものがないため、Tシャツの前後を間違えて着てしまうことがたまにあります。
着心地を考えるとうれしいのですが、時間がないとき前後を逆に着てしまって直すのは少し手間です。
裏側のタグが左に来るように着るのが正しいです。
首元にタグレスの表示があればわかりやすくなるので、改善されるとよりストレスなく使用できそうです。
とはいえ値段を考えると文句は言えませんね……。
ほしいときに売り切れている
ワークマンの人気商品にありがちですが、発売されてもオンラインサイトで品切れ、店頭に行っても欠品していることが多いようです。
筆者が住んでいる札幌市の最寄り店舗に立ち寄ったところ、2024年11月上旬時点でブラックは各サイズ・カラーとも豊富に陳列していました。
しかし、それ以外のカラーはそもそも在庫がなかったり、サイズ欠けしていました。
オンラインストアでは、記事を書いている2024年12月末時点で完売となっていました。
寒さが本格的になってくる前に購入することをおすすめします。
ワークマン メリノウールインナーの評判は?
ワークマン公式オンラインサイトのレビューより、いくつかピックアップして紹介します。
いい口コミ
メリノウール長袖丸首シャツ
やっと見つけた!大満足!(60代男性)
以前から冬のバイクツーリング用の防寒用下着を探していました。当方、汗っかきで寒がりなので下着の上には着むくれするほどダウンなどを重ね着しています。そうすると異常に暑くなり汗をかいてしまい、その内汗で寒くなるといった悪循環に陥っていましたが、ワークマンの二着買っても他よりお値打ちなメリノウール下着を手に入れてからは汗冷えすることなく快適にツーリングが出来ました^_^もう私にとっての冬の必需品です。
ヒートテックよりいい(40代男性)
今まで冬はヒートテック一択だったけど、乾燥で痒みがでたり厚着して動けば汗をかくし・・・といろいろ悩まされてきたけど、このメリノウールのインナーは暖かくて湿気は逃がしてくれるしと最高のインナーです。
値段は他のインナーに比べたら少し高いと感じるけどその価値は十分あると思う。
あったかいのにサラサラ(50代男性)
いつも売り切れなのにたまたまオンラインショップで買えました。
さすがにあったかいです。
汗かいてもサラサラな肌触りです。
メリノウールでこの値段は、登山経験者からすると破格ですね!
朝から朝まで(60代男性)
アウトドア関連のSNSでワークマンのメリノウールを知り試してみた。運良く店頭に並びだしたタイミングで購入!他社モ○ベル製品を長らく愛用してきたが気軽に買い足すには金額が高い…ワークマンは¥1,900 試す価値あり!と購入し、まずは寝巻き、普段着に、散歩に!とほぼ1日中着っぱなしだ。肌に優しく着心地は良く臭わない。試しに2日間着てみたが臭わない。これは素晴らしく良い!!洗って型崩れなく、乾きも早いのでハードに活用する自転車旅での着用が楽しみだ!普段着から作業、アウトドアと幅広い活用が出来そうだ。出張や旅でも荷物が少ない方が楽!有難い!
メリノウール ロングタイツ
想像通り!(30代男性)
長い間、某メーカーのタイツを使用していましたが厚みがあるのは避けていたので寒いのは仕方ないと思っていましたが、こちらの商品は同じ厚さ(動きやすさ)で本当に暖かいです。また年のせいか直に触れる皮膚が乾燥していましたが、こちらに変えてから痒みが減った気がします。
最高のコスパ。リピート買いしました(50代男性)
暖かい、安い、肌触り良い。最高のコストパフォーマンスです。これだけ良い品がこの金額で手に入るならば、正直言って山岳アパレルのメリノ製品を買う気になりません。
上下3セット追加購入しまして、登山から仕事、普段着まで毎日着ています。
サイズ感は表記より大きめですのでワンサイズ下のものをお勧めします。
今年の冬はこれで乗り切れるかも!(60代男性)
生地が薄すぎず厚すぎずちょうど良い感じなので動きの激しい仕事でも暑苦しさを感じないと思いますし履いていることが負担にも感じないと思います。金額的にも高い商品ではないので2,3枚用意しておき洗濯時の取り換え用に使っても良いかと思いました。厳冬地域でなければこれで今年の冬は過ごせそうですね!
イマイチな口コミ
メリノウール長袖丸首シャツ
vネックがない(40代男性)
発熱インナーのようにある程度汗かくと濡れたまま果てしなく体が冷えないのは本当に素晴らしい。この値段でメリノウールはお値打ち。しかし、vネック版がないのでシャツのデザインによっては着づらい。
日常使いには問題ないですが、シャツの下に着る場合などビジネスにはやや不向き。グレーのほかにベージュなど透けにくいカラーも展開してほしいですね。
適度に暖かいが…(30代男性)
冬場の通勤、作業用のインナーとして購入しました。
ウールなので仕方がないのか、または私が上に着る物のせいかもしれませんが、静電気がけっこう発生するのが少々ネックです。
ただ薄いのに暖かく、汗ばんでも不快感は少ないです。
サイズとしては、普段ユ●クロのインナーであればLを着ていますが、LLでちょうど良かったです。
ポリエステルやアクリルなどの化繊素材は、ウールと組み合わせると静電気が起きやすくなります。ナイロンやコットン素材との組み合わせるなど対策を行いましょう。
値段より良いか(50代女性)
メンズのLを購入。
レディースは丈が短いと批評があったので。
156センチ56キロの私。
裾はお尻の下まで、袖はリブ付きで止まる。
長くても見えても良い感じ。生地は限界まで薄いが思いの外暖かい。
ただやはり動くと若干痒みが来る。全体的にゆったり着る時には良い
空気の層を潰さずに着ると暖かい。
現在はレディースの商品も展開されています。ラインナップは長袖ラウンドネックシャツ、ロングタイツ、タートルネックシャツの3種類となっています。
メリノウール ロングタイツ
耐久性皆無(50代男性)
メリノウール100%でこの値段って事で上下で即買いしました。
まあまあ暖かい。
が、
特に激しい運動などはした訳では無いしどこかに擦ったりしたワケでも無いのに1回目の使用で膝や肘など関節部がアウターの内側との摩耗で穴が空きました。
耐久性に難アリってか皆無です。
よってコスパ最悪
ちなみにモンベルのは2年使ってますがまだまだ現役です。
関節部分は動かす事が多いため、摩耗していくのは仕方のないところ。私は1年で破れてしまった商品がある一方、2年目でも問題なく使えている商品もあります。
ゴムが固い(40代女性)
メリノウールのタイツがこのお値段で。ありがたいです。
肌触りもよく、コットンのものでは上に履くパンツとの摩擦やひざ裏の窮屈さがストレスだったのですが、こちらは軽やかでよいです。
ウエストのゴムが太くて硬く、生地にも隠れていないので、トイレで上げ下ろしするたびに「固・・・」と思います。
ウエスト部分は耐久性を高めるために素材を変えているのだと思います。何度か着用し洗濯をすると程よいフィット感になりますよ。
暖かいが(50代男性)
サイズは丁度いいしそこそこ暖かいんですが
外仕事していると期待してたほど温かくはなかった気がします
メリノウールは、寒い環境では暖かく、暑い環境では涼しく保つことができる温度調節機能が特長。
私は北海道に住んでいますが、-5℃くらいまではメリノウールインナー+ロンT+ダウンジャケットで十分暖かいです。
ワークマン メリノウールインナー まとめ
今回は、ワークマンのメリノウールインナーを実際に使用している筆者が、商品の特徴やメリット、デメリットについて紹介しました。
- 高機能メリノウールインナーが1,990円で買えてコスパ最強
- 着用期間が長くほぼ1年中使用できる
- 汎用性が高くアウトドア、ランニングから普段使いまでさまざまな用途で使用できる
- 劣化を防ぐため洗濯表示に沿って洗濯する
- 真冬には在庫が少なくなるので、本格的に寒くなる前の購入がおすすめ
防寒インナー選びに悩んでいる方には、まずこのワークマンのメリノウールインナーを試してほしいです。コスパ抜群で日常からアウトドアまで活躍し、きっと冬の過ごし方が快適になります。
寒冷地に住む私自身が愛用しているので、自信を持っておすすめできます。ぜひ試してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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