- 貯金がなかなか増えない
- ついつい無駄遣いをしてしまう
- 自分に合う決済方法がわからない
こんな方に向けての記事になります。
ごぼう(@shungobo)です。
以前、私が20代でしたお金の失敗についての記事を紹介しました。
30歳になり前職から仕事が変わる時期でもあったのですが、未経験で1からのスタート。
周りの同世代と比べても収入はかなり低いところからになります。正直不安な気持ちで一杯だったのですが、
20代での失敗は取り戻せないけど、30代で自分を変えていこう!
と決め、お金の勉強を始めました。
一から変えるのは時間がかかりましたが、勉強して環境を整えたことで確実に20代から生活が変わったと実感しています。
今回の記事では、私が改善に取り組んだお金周りの環境5つを紹介していきます。自分に合う方法だけでもいいのでぜひ取り入れてみて下さい。調べて行動するだけで、確実に効果が出るはずです。
- 対面銀行口座解約とネット銀行口座開設
- ネット証券口座開設
- 家計簿をつける
- 決済手段の統一
- ミニ財布を使う
お金周りはなるべくシンプルにまとめる!最初は手間がかかるかもしれないが、環境を整えていくことで確実にお金が貯まる家計を作ることができる!
対面銀行口座解約とネット銀行口座開設
一般的にネット銀行は対面の銀行と比較すると、
- 預金金利が高い
- 取引手数料が安い
- 24時間いつでも取引できる
というメリットがあります。
利便性を考え、メイン口座としてネット銀行を使うことにしました。
それまで使っていた口座のうち、ゆうちょは解約し、地方銀行は会社の給与振込のみで使用しています。
新たに開設した銀行口座は、
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
の2つです。私が使っていて特にいいなと思うところをあげると、
- アプリが使いやすい
- 普通預金金利が高い(マネーブリッジ利用の場合)
マネーブリッジとは
楽天証券と楽天銀行が共同で提供する口座連携サービスです。銀行と証券の口座間の資金移動が簡単になったり、普通預金の優遇金利やサービスの利用に応じて「楽天ポイント」がもらえるおトクなサービスです。
引用:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/bank/
マネーブリッジに登録すると、通常0.02%の普通預金金利が最大5倍にアップします。
- 300万円以下は大手銀行の5倍!⇒年0.10%(税引後 年0.079%)
- 300万円以上でも大手銀行の2倍!⇒年0.04%(税引後 年0.031%)
せっかくなら少しでもお金が増えた方がいいですよね。
ネット銀行口座を初めて開設する人、楽天証券を使っている人には楽天銀行がおすすめです。
- キャッシュカードが要らない
- 定額自動入金→定額自動振込サービスが便利
- 目的別口座による管理がしやすい
急に現金が必要になってもスマホさえあればOKです。
給料や子どもの習い事などで他行口座を使わないといけないときに便利です。手数料も無料!
入金されたお金は、「定額自動振込サービス」を利用することで自動的に各種振込ができるので、振込忘れを防止できます。
目的別口座を使えば、
- 最大10個まで利用可能
- 必要資金の積立やお金の一時保管場所として使いやすい
なるべく持ち物を減らし、お金の流れを自動化してわかりやすくお金の管理をしたい人には住信SBIネット銀行がおすすめです。
私は、
- 楽天銀行:メイン口座
- 住信SBIネット銀行:地方銀行に振り込まれた給料の振替、使う予定のある資金や急に現金が必要になった場合の保管場所
2つの銀行を使い分けて運用しています。
どちらか1つでも充分ですし、分けて管理をしたい人は2つの銀行を併用してもいいと思います。
ネット証券口座開設
2024年から新NISA制度が始まり、投資をする人が増えてきていますよね。
資産形成において証券口座は必須ですが、対面の証券会社や銀行で作るのは絶対にNGです。
その理由として、
- 取引手数料が高い
- ぼったくり商品を売りつけられる
なので絶対に近寄ってはいけません。必ずネット証券で口座を開設しましょう。
- 楽天証券
- SBI証券
どちらかで口座を開設すれば間違いないです。
私は比較したかったので2つ作りましたが、楽天証券をメインに使っています。
- 普段から楽天サービスを使う人は連携がしやすい
- サイトが初心者にも使いやすい
- 取扱銘柄数が多い
- 投信信託保有によるポイントが毎月もらえる
投資初心者の方は、全世界株式や米国株式といった低コストで運用可能なインデックスファンドを買うと思いますが、どちらの証券会社でも取り扱っています。
基本的には、銀行口座やクレジットカードとの連携がしやすいどちらか1つを開設すれば問題ありません。
家計簿をつける
私は「マネーフォワードfor住信SBIネット銀行」という家計簿アプリを使っています。
以前から家計簿つけようと意気込んで始めてみるものの、結局習慣化できずに終わっていました。
家計簿をつけるのに挫折した原因として、
- お金の出口が複数ある
- カテゴリーが多すぎて分類しにくい
- レシート撮影や入力が手間
作業量が多いとなかなか続きません。
家計簿アプリは複数の銀行口座やカード情報を登録すれば、お金の出入りを自動化できて便利です。
私がマネーフォワードfor住信SBIネット銀行を使っている理由として、
- 無料で口座連携が10件まで可能
- 取得した情報を、自分独自の分類ルールで作成可能(マネーフォワードMEでも可能)
マネーフォワードMEは無料での口座連携が4件までのため、共同で管理している場合は収まりきらない可能性があります。
大体の人は10件あれば、無料の範囲内で使うことができると思います。
また、カテゴリーは自分独自の分類ルールで作成可能です。
自動で分類してくれるのは便利なのですが、かなり細かく分類されるため管理がしにくいと感じました。
管理しやすくするコツとしては、自分だけのオリジナル家計簿を作成することです。
こちらの動画を参考にしました。
方法としては、
- ざっくり大項目を決める(住宅費・食費・日用品・交際費など)
- 大項目に紐づけて中項目に分類していく:自分でオリジナル費目を作るのがポイント!
マネーフォワードには、中項目を自分で追加できる機能があります。
私の場合は大項目5つに分けてそこから中項目を紐づけしていきます。
- 住宅費(実家に入れている毎月の生活費・通信費・ガソリン・サブスク)
- 食費(プロテイン・オートミール・お菓子・外食費 ※普段の食費は生活費に含む)
- 日用品(医療費・衣服・美容・健康)
- 交際費(娯楽を楽しむのにかかった費用は全てこちらへ)
- 特別な支出(ふるさと納税・プレゼント・家電・突発的な医療費など予定外の支出)
こんな感じで分けています。
今月途中までの内訳をグラフにしたものがこちらになります。
自分でカスタマイズすると、どの項目にいくらかかったのかがひと目でわかります。
誰が見てもわかりやすい家計簿を作成することで、結果的に無駄遣いが減りお金も貯まりやすくなりました。
決済手段の統一
以前からキャッシュレス決済は導入していたものの、さまざまな決済手段を使っていました。
- クレジットカード
- デビットカード
- PayPay
- 楽天ペイ
- メルペイ
- モバイルSuica
- 楽天Edy
- QUICPay
- WAON
かなり多いですね…。
どんな場所でもキャッシュレス決済できるようにと揃えていたのですが、
- アプリをたくさん入れないといけない
- なににどれくらい残高があるのか把握しにくい
結局手間が増えて管理が大変になっていました。
現在使っている決済方法は、
- Apple Pay(楽天カード内蔵 QUICPay)
- クレジットカード(楽天カード:Apple Payが使えないとき)
- モバイルSuica(交通費:クレカから必要な金額をチャージ)
全て楽天カードに紐づいているので、月々いくら使ったかが明細を見ればひと目でわかります。
キャッシュレス決済は便利ですが、なるべく絞って運用すると家計管理がしやすくなります。
ミニ財布を使う
元々は長財布→二つ折り財布と使ってきましたが、決済手段を
- Apple Pay(QUICPay)
- クレジットカード
- モバイルSuica
に統一したため、大きな財布を持つ必要がなくなりました。
小さい財布は、
- 持ち物が厳選される
- 基本的にキャッシュレス決済になるのでお金の管理がしやすい
- カバンの小さいポケットやパンツのポケットに入れてもがさばらない
そこでなるべく小さくてコンパクトな財布を探しました。
今使っているのは、エムピウというメーカーのストラッチョという商品です。
小銭・お札・カード入れがついてここまで薄い財布はあまりないかと思います。
※ネットで調べてみたところ、ほとんど在庫がないようです。今は生産していないのかもしれません。
同じような形の財布は、アブラサスの小さい財布が定番で人気ですね。
カード入れだけあればいい、という方はスマホと財布を一体化できる商品が便利ですよ。
次に財布を変えるときはこのタイプにしようと考えています。
まとめ お金周りはなるべくシンプルにまとめる!
今回は、「30代で改善!お金周りの環境5選」というテーマで記事を書きました。
- 対面銀行口座解約とネット銀行口座開設
- ネット証券口座開設
- 家計簿をつける
- 決済手段の統一
- ミニ財布を使う
今まで使っていたものを変える、新しく始めるのは時間もかかるし正直面倒くさかったです。
それでも、お金周りをスッキリさせたことで家計管理がとても楽になり、お金も貯まりやすくなったと実感しています。
- 年収が高くても家計管理ができない人
- 年収が低くても家計管理ができる人
どちらがいいかといえば、確実に後者ですよね。
お金周りのストレスをなるべく少なくするために、まずは環境を整えていきましょう。
行動するかしないかで確実に差がつきますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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